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ケイ素(=シリカ)とは岩石や土壌に含まれているミネラルのことで、酸素の次に多いと言われている元素です。近年ケイ素が持つ効果効能がとても優れていると医療業界やサプリメント業界で取り入れているところが増えています。

さらにケイ素(=シリカ)は育毛や白髪の改善にも有効とされており、ミネラルは髪にも必要な栄養素ではありますが、元々岩石や土壌に含まれていたミネラルが医療現場やサプリメント、さらに髪にも良いというイメージは少し湧きづらいですね。

ケイ素(=シリカ)とは一体どんな効果効能を持っているのか、なぜ抜け毛や白髪に良いとされているのかを見ていきましょう!

 ケイ素(=シリカ)が白髪に良いのはなぜ?効果効能は?

ケイ素1
「元素であるケイ素が、岩石や土壌に含まれるミネラルってどういうこと?」と思ってしまう方も多いと思いますので、ケイ素に関してもう少し深く掘り下げていきますね。

ケイ素は酸素の次に多く存在している元素ですが、ケイ素単体で存在することはほぼありません。すぐに酸素と結合して珪酸(二酸化ケイ素)になります。二酸化ケイ素が結晶となりできた鉱物が石英で、無色透明な六角柱状のものは水晶と呼ばれています。

水晶は天然石としても有名なことから、ケイ素が岩石や土壌に含まれているものということは何となくイメージできたかと思いますが、通常であればケイ素は鉱物として存在していますね。

鉱物であるケイ素がなぜ摂取することが可能なのでしょうか?

ケイ素には鉱物性と植物性がある!

実はケイ素には鉱物性植物性があり、その2種類のケイ素がどうやって摂取できるようになるのかというと、

鉱物性のケイ素

鉱物性のケイ素は「鉱物性」と言われる通り、鉱物である珪酸(二酸化ケイ素)から採ることができます。さらに鉱物性のケイ素は「結晶性」と「水溶性」に分けられ、水溶性のケイ素は結晶性のケイ素から人工的に作り出されています。

植物性のケイ素

植物性のケイ素は植物に含まれたケイ素のことで、ケイ素は岩石や土壌に含まれている元素とお伝えしました。植物を育てている土壌にはケイ素が含まれているため、成長する過程でケイ素を養分として植物内に取り入れるためにケイ素を含んだ植物ができます。

植物性ケイ素を多く含む食べ物は、きび・大麦・じゃがいも・小麦・青のりなどがあります。

ケイ素は摂取しても安全?

いくら人工的に作ったり、植物に含まれたりしていても、「元素」という言葉は化学物質を構成する成分(化学元素)のイメージもあるので、人間の体内に取り込んでも安全なものであるのか心配ですね。

元素にも化学的な要素と自然科学の要素があり、自然科学での元素は「万物の根源をなす究極的要素」とも言われています。つまり、人が生きるためには欠かせない元素ということになります。

ケイ素摂取の安全性についてはすでに実験が行われており、水溶性のケイ素に関しては経口摂取しても毒性がなく安全であるということが、平成18年度からの食品衛生法で厚生労働省が認可をしています。しかし、鉱物の結晶性ケイ素に関しては、毒性があり、発がんの可能性があることが分かっています。

そのため、サプリメントや医薬品として使用できるのは水溶性ケイ素のみになります。

水溶性ケイ素の効果効能とは?

安全性が認められている水溶性ケイ素はどのような効果効能があるかというと、水溶性ケイ素(シリカ)は人間の細胞にも存在し、特に皮膚や骨、爪や髪、細胞壁や血管などに多く含まれていると言われています。

では、具体的にどのような働きをしてくれるのかというと、

・美肌効果
・美爪、美髪効果
・デトックス効果
・血行促進、血液をサラサラにする
・アレルゲンから守る
・活性酸素の除去
・骨を強くする

といった効果効能があります。

水溶性ケイ素が白髪に良いのはなぜ?

ケイ素2
ケイ素が白髪に良いと言われているのは、効果効能を見ても分かるようにケイ素は老化に深い関わりがあることが分かっています。

ケイ素の主な働きはコラーゲン同士の結合力を上げてくれることです。コラーゲンは身体の様々な組織にあり、結合してくれることにより丈夫で弾力のある身体になります。しかし、コラーゲンも年を重ねていくと生成する力が弱まるため、結合も弱くなってしまいます。

それと同時にケイ素も40歳を越えると成人に比べ、体内のケイ素の量は約半分になってしまいます

すると爪が割れやすくなったり、髪も元気がなくなり抜け毛や白髪、膝などの関節が痛むなどの症状が出る可能性があるため、ケイ素の摂取は白髪の予防・改善に良いと言われています。

ケイ素が白髪の改善に良いと言われているのは、コラーゲンの結合力以外にも新陳代謝を上げて細胞の活性化を促してくれるので、髪に色を付けるメラノサイトの活性化に繋がりますし、血液を綺麗にして血流を促すことは髪に栄養を届けるためには欠かせません。また、活性酸素も白髪の原因となるので、活性酸素を除去してくれる役割も持っているからです。

そして、皆さん「髪の材料」は覚えていますか?
髪の材料はタンパク質で、その中でもケラチンタンパクが髪の主な成分になっています。実はケイ素がケラチンの生成を促す働きがあり、ケラチンの結合力を上げてくれるといった点からもケイ素は髪にとても良い効果をもたらしてくれます。

ケイ素の副作用と注意点

ケイ素を摂取するにあたって気を付けてもらいたい点は、先程お伝えしたように結晶性のケイ素は発がん性が分かっているため、鉱物からのケイ素であれば水溶性ケイ素が使用されている物を摂取することです。

鉱物からの水溶性ケイ素でも、ケイ素を多く含む食べ物からでも摂取はできますが、過剰摂取による下痢や腹痛などの症状が出る場合もあるので摂取量を守ることが大切です。

ケイ素の1日の消費量は成人で約10mgと言われています。そのため、ケイ素が不足しないようにするためには10~20mgは摂取した方が良いとされています。

まとめ

ミネラルは身体を作るためにも微量ながらも必要な栄養素と言われていますね。
岩石や土壌に含まれているケイ素がここまで私たちの身体を健康にしてくれるというのがありつつも、ケイ素不足を起こしてしまうというのはやはり食文化の変化にあるのではないかと思います。

ケイ素は野菜や穀物に多く含まれているため、和食から欧米食が多くなるとケイ素を摂取する機会が少なくなってしまいます。

すると身体を作っている組織自体が弱くなってしまいますし、さらに年齢と共にケイ素の量も減ることから、白髪だけではなく若さや健康も失われやすくなるため、バランスの良い食事を心がけることが大切になってきます。

ケイ素は食事だけではなくサプリメントやケイ素水(シリカ水)もあるので、食事で摂取することが難しいという方は栄養補助食品で補うことでもケイ素不足を解消することができます。

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