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山椒というと、うなぎや佃煮などの和食に使われることが多いですが、現代の食生活を考えると塩や胡椒のように毎日の料理に使うといった習慣がないため、普段から口にしているという人は少ないと思います。

ですが、最近では山椒が白髪に良いと話題になっており、実際に研究結果も出ているというのです!

調味料として使われることが多い山椒ですが、どのような研究結果が出ており、白髪に良いとされているのでしょうか?

 古くからの日本の香辛料、山椒が白髪に効果的なのはホント?

山椒1
山椒は若芽や若葉や花、果実、果皮と幅広く料理に使われていますが、縄文時代の遺跡から見つかったこともあり、山椒は香辛料や生薬などとして昔から使われていたことが分かっています。

山椒とは、ミカン科サンショウ属の落葉低木で、日本は北海道から屋久島までとほぼ日本全国に分布しています。雄株と雌株があり、雄株は花山椒、山椒の実は雌株からしか採れないので、雌株は果実が食用として利用されています。

山椒がどんな料理に使われているかというと、煮物や佃煮、うなぎの臭みを消す香辛料や七味唐辛子としての材料が多く、和食に使われることが多いです。調味料としての利用が多い山椒ですが、山椒はどのような栄養素を含んでいるのでしょうか。

山椒の栄養素とは?

山椒に含まれている栄養素は、三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物以外に

【ビタミン】

・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビオチン

 

【ミネラル】

・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・銅
・ヨウ素
・セレン
・クロム
・モリブデン

といったビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

また、ビタミン・ミネラル以外にも山椒には注目したい栄養素があり、その栄養素は…
サンショオール、サンショアミド、シトラール、ゲラニオール、ジペンデン、リモネン
です。

山椒の効果効能

山椒の効果効能は、豊富なビタミンやミネラルだけではなく、注目している6種類の栄養素にもあります。

消化機能の向上

胃腸の働きを良くする

新陳代謝向上やダイエット

冷えや血行不良

アンチエイジング

生活習慣病予防

などがあり、山椒の辛味成分のサンショオールは大脳を刺激して内臓機能の活性化してくれることや発汗・代謝を促してくれる働きがあり、血行促進や冷えの改善にも良いと言われています。

また、シトラールやリモネン、ゲラニオールは山椒の香り成分で精油としての成分も持ち合わせていることから精神安定作用やリラックス効果があると言われています。

ジペンデンは免疫細胞の活性化や抗酸化作用を持っているため、老化予防や生活習慣病予防としても効果があります。

山椒の注目している栄養素以外にもなかなか摂取することが難しいビタミンAは抗酸化作用や皮膚や粘膜の保護などの効果、ビタミンBは抗酸化作用やアンチエイジング、精神安定作用があります。

現代人はミネラル不足と言われていますが、ミネラルは身体を作る大切な栄養素であり、山椒には多くのミネラルが含まれています。

山椒が白髪に効果的と話題の理由

山椒2
実は山椒は1999年に資生堂が「山椒エキスには白髪への変化を防ぐ効果がある」ということが研究により分かり、発表しています。

山椒エキスは山椒の果皮から抽出したエキスですが、山椒エキスだけではなく、山椒そのものでも白髪の原因を予防・改善してくれる栄養素は沢山含まれています。

・ビタミンによるアンチエイジング効果や抗酸化作用

・ミネラルは身体だけではなく、髪を作るために必要な栄養素
(特にカルシウム・マグネシウム・亜鉛・銅・鉄分・ヨウ素)

・山椒に含まれているビタミン・ミネラル以外の栄養素にも、サンショオールやサンショアミドによる代謝促進・血行促進作用、シトラールやリモネン、ゲラニオールによる抗ストレス効果、ジペンデンによる老化予防・生活習慣病予防

これらの効果も白髪の原因といわれる要素を予防・改善に繋げてくれるため、白髪を改善するのに効果があると言われているのでしょう。

山椒の摂取量と副作用

山椒は特に一日の目安の摂取量というのは決まってはいません。元々香辛料や調味料として使われる機会が多いために多量に摂取する機会がないというのもありますが、山椒のみで栄養素を補給しようとして過剰に摂取してしまった場合、

胃痛や嘔吐

口のしびれや味覚障害

呼吸困難や意識障害

といったことが見られる場合もあります。

まとめ

山椒にこれだけ沢山の栄養素が含まれているのには驚きですね!

しかし、山椒は調味料として使われることが多いために量を多く摂取する機会もすくないですし、山椒のみで栄養素を摂ろうという方も少ないとは思いますが、やはり大量に摂取をすることは逆に身体に負担を掛けてしまう場合があります。

やはり元々の山椒の香辛料や薬味としての役割として使用した上での無理のない摂取量を守ることと、バランスの良い食事を取り入れることが健康の維持、無理のない白髪を改善する方法に繋がるので、食生活や生活習慣、白髪の原因など振り返ることがとても大切になります。

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