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体毛や髪の一般的な白髪の生える順番というのは以前に「白髪のしくみと年齢との関係」でお伝えしましたが、それは老化が原因とされる場合で、頭の右側だけ(左側だけ)に白髪が多く生えていたり、前頭部にばかり白髪が生えてきたりなどしていませんか?

実は髪と身体の内臓は密接な関係にあり、白髪が生えてくる場所によって身体のどの部分が不調を訴えているというのが分かるのだそうです。

本当に白髪が身体の不調を訴えかけてくれているのなら健康面だけではなく、白髪の原因も見つけやすいですし、改善もしやすくなりますね。

ですが、白髪の生える場所と身体の内臓はどのような関係で身体のどの部分に不調を訴えかけてくれているのでしょうか?

 本当に白髪は身体の不調を訴えてくれているの?

白髪の生える場所1
白髪の量が少ない頃は生える場所まで気にならないかもしれませんが、だんだんと量が多くなってくるにつれて目立つようになってくると、白髪が多く生えてくる場所など気づいてくると思います。

ですが、白髪が気になってしまうと白髪を隠すことや改善することに気を取られ、白髪が身体の不調を訴えていることまで気にしたことがない方も多いのではないのでしょうか?

確かに爪や髪は皮膚の一部であり身体の一部ですが、なぜ身体の内臓と密接な関係にあり白髪が生える事により不調を訴えていることに繋がるのでしょうか?

 白髪と身体の内臓との関係

以前に「【食事+サプリ編】・アキョウ」でもお伝えしたように、東洋医学で白髪は死んでいるのではなく生きていて、栄養不足などが原因で元気がない状態であり、黒髪に戻すことは不可能ではないとされています。

髪は『血余(血の余り)』と言われ、血液が変化したもので、植物が成長するのと同様に髪は毛乳頭から栄養を吸い上げて健康な髪を成長させると考えられています。また、東洋医学では『髪は腎の花』と言われ、花は「外観」のことを表します。東洋医学上では、髪は『血』と『腎』がポイントであり、髪は『腎』、血と関係する『肝』・『胃』が関係しているといわれています。

髪と『腎』との関係

『腎』は白髪や肌の衰えといった老化現象と深く関係があるといわれています。『腎』は腎臓・生殖器・泌尿器系のことを言い、生命力の源である精を貯めている所と考えられています。そのため精が不足してしまうと生命力が失われ腎の機能が低下してしまうことにより、白髪や肌の衰えが促進されてしまいます。

髪と『肝』との関係

『肝』は作られた血を貯め、全身に血を届ける役割をします。血液に含まれた栄養を届けるので、もちろん肌や髪にも栄養を届けてくれます。肝の働きが弱まってしまうと、血虚を起こしてしまう可能性があります。血液が不足してしまうと細胞や臓器は酸欠状態になり、栄養失調状態になります。すると肌や髪も栄養失調状態になるために肌荒れや白髪を引き起こす原因となってしまいます。

髪と『胃』との関係

『胃』は食べた物をエネルギーに変える働きをし、そのエネルギーは血となります。胃は食べた物を消化・吸収する働きを持つので、胃が弱まってしまうと食べた物がうまく消化されずエネルギーに変えることが出来なくなってしまうので、血を作る事ができず、血虚の原因にもなってしまいます。

腎・肝・胃が訴える白髪が生える場所と身体の不調とは?

 『腎』の働きが弱まると後頭部に白髪が生えやすくなります。

腎は足腰や耳と深い関係があり、足腰の不調や耳鳴り、冷え、尿トラブルや肌の老化といった不調を訴えています。

 『肝』の働きが弱まると側頭部に白髪が生えやすくなります。

肝は目や心と関連しており、眼精疲労やイライラ・うつ、貧血、生理トラブル、更年期といった不調を訴えています。

 『胃』の働きが弱まると前頭部に白髪が生えやすくなります。

胃は口とも深い関係があり、口臭や口内炎、胃もたれ、便秘、腹痛、むくみといった不調を訴えています。

3つの内臓の働きを良くするには?

白髪の生える場所2
肌の老化や白髪の予防・改善に限らず、不調を改善し健康を維持するためにはこれらの内臓の働きを良くする必要があります。

・暴飲暴食をしない、身体を冷やさないようにする
・イライラや疲れを溜め込まないよう、ストレス発散やリラックスできる時間を作る
・適度な運動をして、足腰を強くする

これらが3つの内臓の働きを良くしてくれます。

右脳・左脳のどちらが多く使っているかで白髪の場所も異なる?

白髪の生える場所3
人は少なからず脳を使うと脳がストレスを感じたり、エネルギーを使います。その使う側が右脳なのか左脳なのかにより白髪が多くなる場所が異なるという説もあります。

右脳は五感や知覚・感性を認識する脳で、感覚、音楽感覚、空間構成、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚や左手の運動を認識・判断するため芸術系の仕事をしている人は右側に白髪が出やすいと言われています。

左脳は二感の視覚と聴覚、思考や論理を認識する脳で、理屈、計算処理、時間的連鎖思考、文字、言葉、右手の連動を認識・判断するため数字を使う仕事をしている人は左側に白髪が出やすいと言われています。

まとめ

東洋医学は古くから東洋で伝え続けられてきたもので、日本でも積極的に東洋医学が取り入れられてきています。生活習慣病や冷え、ストレス、偏った食生活などによる血行不良や血管内の栄養不足といった白髪の原因が挙げられていることを考えると、3つの内臓『腎』・『肝』・『胃』は血管や血液と深いかかわりがあるため、白髪とも関係がありそうですね。

また、日頃右脳と左脳使っている側の髪に白髪が多くなるという説に関しては実際にその結果が実証されているわけではないので、あくまでも参考程度になるので、やはり白髪の予防・改善にはバランスの良い食事を摂ることによって栄養が豊富な血液を作り、血液が滞らないように生活習慣などを見直すことがとても重要になってきます。

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