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アンチエイジング、つまり若返り効果があると言われている『アルギニン』ですが、そもそもアルギニンとはどのような栄養成分かご存知ですか?

アルギニンはアミノ酸の一種で、非必須アミノ酸の1つであり、人間の身体を作る20種類のアミノ酸にも含まれています。(ただし、アルギニンは子供の時は体内で作る事ができないので必須アミノ酸になります。)

この若返りのアミノ酸といわれるアルギニンが「1日4gを1年摂取し続けると発毛が促進され、白髪の改善がみられた」という声が挙げられたそうなのです。

健康な髪を育てる、促すための栄養成分は様々なものがありますが、なぜアミノ酸の1つが薄毛や白髪の改善といった結果を出すことができたのでしょうか?

 アルギニンが薄毛や白髪を改善したっていうのはホント?

アルギニン1
髪がどのような成分でできていたかは皆さん覚えていますか?
髪はタンパク質でできており、爪や髪、肌の角質はタンパク質でも「ケラチンタンパク」が主成分でしたよね。

ケラチンタンパクは様々なアミノ酸が結合したタンパク質なのですが、アミノ酸が不足してしまうと髪のツヤが無くなり、パサつきが出てきてしまったり髪質が落ちてしまいます。

髪の成分や構造を詳しく知る→「白髪を予防・改善したい方は基礎を学ぼう!髪の成分と構造」

健康な髪を育てるためには十分なアミノ酸が必要なのですが、なぜアミノ酸の1つであるアルギニンが薄毛や白髪の改善へと繋がったのでしょうか?

アルギニンの効果効能とは?

近年アルギニンの研究が進み、アルギニンが身体に必要な成分であり、様々な効果をもたらしてくれるということが分かってきているのですが、実際にどのような効果効能があるのかというと、

・成長ホルモンの分泌を促進
・免疫力の向上
・生活習慣病予防・改善
・抗糖化、抗酸化作用
・血流改善
・肌の保湿、新陳代謝の促進
・性機能改善

があります。

1つのアミノ酸でこれだけのアンチエイジング効果があるため、アルギニンは「若返りのアミノ酸」と言われています。

 アルギニンは白髪の原因を改善する作用が沢山ある!

アルギニンの効果、効能を見てもらうと白髪の原因を改善するための作用がとても多く含まれています。

【成長ホルモン】

成長ホルモンは子供の時にだけ出ていると思っている方も多いかもしれませんが、成長ホルモンは大人になっても分泌し続けています。

成長ホルモンは大人になっても必要なもので、骨や筋肉を育て、糖質・脂質・タンパク質の代謝を促進、精神状態、皮膚や粘膜の修復や再生の役割を持っています。

ですが、成長ホルモンは年齢と共に減少します。そのため、同年代でも若く見られている人は成長ホルモンの分泌が多いと言われており、成長ホルモンが減少していると老けてみられてしまう、老化が進んでいるということです。白髪の主な原因は老化でしたね。

白髪を予防・改善するためにも成長ホルモンの分泌を促すということはとても大切になってきます。

【生活習慣病予防・改善】

成長ホルモンの働きと大きく関係があり、成長ホルモンの筋肉を育てるということは代謝が良くなり太りにくくなるため、糖尿病やメタボの予防や改善にも繋がります。

また糖や脂質の代謝を促進してくれるのも脂肪を分解してエネルギーへと変換し、血糖値のコントロールをしてくれるだけではなく、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きも持っているため、糖尿病などの生活習慣病の予防・改善に有効と言われています。

悪玉コレステロールと白髪の関係を詳しく見る→「悪玉コレステロールが増えると白髪も増える?」

【抗糖化・抗酸化作用】

体内で代謝しきれなかった糖がタンパク質と結びつくことでAGEsとなり身体の老化を進めてしまう「糖化」と日常でも発生している活性酸素ですが、紫外線やストレスや様々な要因で活性酸素が増え、悪玉の活性酸素は身体を「酸化」させ、老化を促進させてしまいます。

成長ホルモンの糖質の代謝を促進させることが抗糖化に繋がり、抗酸化も間接的ながら作用があるということが研究で分かっています。

抗糖化と抗酸化はどちらもしないと老化を促進させてしまいます。そのため両方の作用が同時に得られることは白髪の改善にとっても有難いですね。

【血流改善】

アルギニンには体内で一酸化窒素を生成する働きや血管を拡張する作用があります。
一酸化窒素は血液を柔らかくし、拡張し血液の量を増やす事や健康な血管の状態を保つ作用があり、白髪にも血流を良くする事は欠かせませんね。

血流が悪くてはせっかく栄養豊富な血液が作れても髪まで届けられなくなってしまいます。そのためにも日頃から血流を滞らせないようにケアが必要なため、アルギニンが持つ一酸化窒素の働きと血管拡張作用は血管のアンチエイジングだけではなく、白髪の予防・改善にも繋がります。

【肌の保湿、新陳代謝の促進】

成長ホルモンは別名「美肌ホルモン」・「若返りホルモン」ともいわれています。
成長ホルモンの皮膚や粘膜の修復再生は肌の水分量を保つだけではなく、コラーゲンを増やしたり、肌の弾力を出してくれます。皮膚の状態を若返らせるだけではなく。新陳代謝の促進もしてくれるため、細胞の入れ替わりを促進してくれます。

そのため髪の毛を作る細胞である毛母細胞やメラニン色素を作る細胞のメラノサイトの活性化に繋がります。

アルギニンの摂取量の目安と副作用

アルギニン2
大人になると必須アミノ酸から非必須アミノ酸へとアルギニンは変わります。
アルギニンは体内でグルタミン酸から生成されるのですが、非必須アミノ酸とは言われているものの、十分な量を生成することはできないので、食事やサプリメントで摂取する必要があります

アルギニンの1日の摂取量の目安は2g~4g、多くても8gまでと言われています。過剰な摂取は逆に身体に負担をかけてしまうため、気を付けなければなりません。

また、一度に大量に摂取するとお腹を下してしまったり、胃腸の不調やアレルギーを引き起こす可能性があるので、何回かに分けて飲むことをオススメします。

アルギニンの過剰摂取も良くないですが、アルギニンと同じような効果、効能をもたらす栄養成分としてオルニチンがあります。効果、効能を高めるためにアルギニンとオルニチンを摂りたいと思ってしまうかもしれませんが、アルギニンを摂取するとオルニチンも生成されるので、そこでオルニチンをさらに摂取してしまうと過剰摂取となり、副作用が起こる可能性があるので注意が必要です。

まとめ

成長ホルモンは体力がある身体に戻してくれるので、いつまでも若く見られたい、元気でいたいという方は成長ホルモンをなるべく減少させないようにしたいですね。

アルギニンはその成長ホルモンの分泌を促進させてくれるので、とても大切な栄養素となります。またアミノ酸は身体を作るのに欠かせないので、取り入れてみるのも1つの方法ですね。

アルギニンのサプリメントは粉末状とタブレット状のものがありますが、粉末状のアルギニンは飲むことが困難なくらいの独特な臭いがあるため、タブレット状のものの方が飲み続けやすさがあります。

ただしアルギニンは薬ではなく、栄養成分なので速攻性はないです。そのため栄養成分を摂取して白髪を改善する場合はご自身が長く続けられるものを選んであげて下さいね。

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