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「シミを飲んで治そう!」で有名なハイチオールCや美白で有名なシステインのサプリメント、美白でシミ・そばかすのない肌は女性の憧れですね。

そのため、ハイチオールCやシステインのサプリメントは人気があると思いますが、美白や美肌になりたいけど、白髪も予防・改善したいという方にはこれらのサプリメントは注意する必要があります。

なぜ、綺麗な肌へ導くサプリメントが白髪の予防・改善をするために注意が必要なのでしょうか。

 ハイチオールやシステインサプリが白髪を増やすってホント?

ハイチオール1
ハイチオールCやシステインのサプリメントは肌荒れやシミ・そばかす、また美白効果といった美肌によいとされているサプリメントですね。

美白や美肌もとても憧れがありますが、肌だけではなく髪への悩みを抱えている方も多く、特に40代以上の女性の髪の悩みでとても多いのが「白髪」です。

肌や髪は外見的な意味でも見られがちですね。そのため、美白や美肌・白髪のない髪というのはとても憧れると思います。

ですが、美白や美肌によいとされるシステインの副作用で白髪を増やしてしまうという話もあるのですが、なぜ白髪を増加させてしまうのでしょうか。

ハイチオールCやシステインとはどんな栄養素なの?

美白や美肌によいと言われるハイチオールCですが、どのような栄養素がふくまれているのかというと、

Lシステイン

ビタミンC

パントテン酸カルシウム

の3つの有効成分が配合されているのですが、この3つの成分にはどのような効果効能があるのでしょうか。

 Lシステイン

身体の中に存在しているアミノ酸の1つで、身体の内側から代謝を促す作用抗酸化作用があります。Lシステインは皮膚や髪、爪に多く存在していますが、普段の食事から十分に摂取することが難しいアミノ酸なため、欠乏しやすいとも言われています。

またLシステインには、

肌代謝の正常化
新陳代謝を促す
アセドアルデヒドの無毒化

といった作用があります。

 ビタミンC

美肌や美白に欠かせない、有名な栄養素ですね。ビタミンCはコラーゲンを生成する際に欠かせない栄養素であり、ビタミンCが不足してしまうと細胞の繋ぎ合わせが上手くいかず、丈夫な身体が作れなくなってしまいます

ビタミンCには

抗ストレスホルモンを作る時の材料
抗酸化作用
血圧やコレステロール値の正常化
チロシナーゼ阻害作用

といった作用があります。

 パントテン酸カルシウム

パントテン酸カルシウムはビタミンB群のパントテン酸とカルシウムが結合した栄養素で皮膚炎や脂質代謝、コレステロールの改善などの薬や健康食品、食品添加物や化粧品など幅広く使われています

パントテン酸カルシウムの作用はパントテン酸と同様で、

三大栄養素(脂質・タンパク質・糖質)の代謝を助ける
抗ストレスホルモンの分泌を促す
副腎皮質ホルモンの分泌を促す
免疫力の向上
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす
皮膚の炎症を抑える

カルシウムも含まれているものの、カルシウムとしての作用よりもパントテン酸の吸収を高める作用として働いていると言われています。

システインの効果効能

ハイチオール2
ハイチオールCやシステインの効果効能は、

しみ、そばかす、にきび

日焼け

湿疹、蕁麻疹

かぶれ

倦怠感

二日酔い

などに良いとされています。

システイン単体のサプリなどでも、肌代謝(ターンオーバー)の正常化や新陳代謝を促すことにより、細胞の活性化をしてくれるため、肌の状態を改善する作用がありますが、ハイチオールはシステインの他にもビタミンCやパントテン酸カルシウムを配合させることにより、美白・美肌効果をさらに高められるように考えられていますね。

システインの役割

ハイチオールやシステインに含まれる栄養素や効果効能を見ても、美白や美肌に良いというのは分かりますが、実際にどのようなメカニズムで美白や美肌に改善してくれるのでしょうか。

 【肌代謝の正常化】

肌代謝を正常に整えることで、余分なメラニン色素を排出させる

シミの原因であるメラニン色素が作られることを抑制する

肌に沈着している黒色のメラニン色素を無色にする

これがハイチオールやシステインの美白・美肌のメカニズムです。

さらにシステインは、

 【新陳代謝を促す】

身体の代謝が落ちてしまうことにより、エネルギーが効率よく使われずに疲れやだるさが出てしまうところをエネルギー変換の酵素を助けることにより倦怠感を改善する。

 【アセドアルデヒドの無毒化】

二日酔いの原因であるアルコールを代謝する時にできるアセドアルデヒドという有害物質を無毒化にすることで二日酔いを改善する。

という役割をシステインは持っています。

白髪の増加の原因はシステインの役割と摂取量にある!?

ハイチオール3
なぜ、ハイチオールやシステインを摂取すると白髪が増えると言われているのかというと、

システインの過剰なメラニン色素の生成を抑制(チロシナーゼ阻害作用)

決まった摂取量以上に摂取してしまっている

ということが長期にわたって続いてしまうことにより、起きてしまうと言えます。

システインの効果であるシミ・そばかすや日焼けといった色素沈着を元に戻すことが本来の役割ではありますが、髪は逆にメラニン色素がないと白髪のまま髪が成長してしまいますね。

そのため、シミやそばかすを改善するのと白髪を改善することはメカニズム的に真逆ということが言えるため、本来白髪を改善するためにメラニン色素を作らなければならないのにも関わらず、メラニン色素の生成を抑制するだけではなく、メラニン色素の材料であるチロシンまでも抑制してしまう働きをシステインが持っているために、白髪になるという報告が挙げられたと言えます。

しかし、ハイチオールやシステインを摂取すると必ず白髪になるとは言い切れないですし、摂取した人全員がそういった報告を挙げているかというとそうではないです。

そこでカギとなるのが過度な摂取を長期間続けることと言えます。

システインとメチオニンの推奨摂取量は「体重1kgにつき15mg」でシステインとメチオニンを合算した量ということがWHO(世界保健機関)で決められています。そのため、過剰摂取をすることは副作用として白髪の増加や肌のメラニンが減少することにより紫外線からの影響を受けやすくなることです。

しかし、目を酷使しがちであったり、お酒が好きでよく飲むという方はシステインが足りなくなる場合もあるため、あくまでも推奨摂取量は健康維持の目安になります。

まとめ

システインは摂取量を守っていれば、比較的副作用も少ない栄養素です。
ハイチオールCなどは、一見それぞれの栄養素の効果効能を見てみると白髪にも良いのではないかと思いがちですが、ここで気を付けたいのはシステインのチロシナーゼ阻害作用です。

本来メラニン色素を作るにはチロシンがチロシナーゼ酸化酵素により変換されメラニン色素となるため、チロシナーゼを阻害してしまうことによりメラニン色素の生成が少なくなります。

白髪に限らず健康食品やサプリメント全般に言えることですが、しっかりと自分の悩みの原因を知った上で、改善に役立つものを選び、摂取量を守るだけではなく日々の食事や生活習慣も見直してみることがとても大切です。

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