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現代では様々な原料や成分が含まれたシャンプーが店頭に並んでいますが、今でもシャンプーというと、CMで流れているようなシャンプーを使っている方が多いのではないしょうか。

実はシャンプーが出始めた当初は昭和初期で石鹸を原料としていたそうなんです。

最近ではシャンプーの原点に戻ったかのように、再び石鹸シャンプーが注目されているのですが、なぜ石鹸シャンプーの需要が高まるようになり、白髪にも効果があると言われるようになったのでしょうか。

 石鹸シャンプーとは?白髪を改善する効果はあるの?

石鹸シャンプー1
現代になり様々な種類のシャンプーが店頭に並ぶようになったきっかけは、今まで主流だった石油系(高級アルコール系)のシャンプーに含まれる界面活性剤による、頭皮や人体への影響というのが原因と言われています。

当サイトでも、界面活性剤がなぜ頭皮に良くないのかは塩シャンプーについての記事でもお伝えしましたが、本来あってもいいはずの菌や皮脂まで洗い流してしまうことにより、頭皮を守るものがなくなってしまうことや、皮脂をさらに分泌させてしまうことによる頭皮環境の悪化をさせてしまうからです。

(詳しくは→「塩シャンプーが白髪に効果的!?塩シャンプーの効果とメリット・デメリットとは?【白髪Q&A】」)

それにより、少しでも肌や髪に良いものをと人々の需要が高まり、湯シャンプーや塩シャンプーが話題になり、シャンプーもアミノ酸シャンプーや石鹸シャンプーといった商品が登場するようになりましたが、石鹸シャンプーとはどのようなものなのでしょうか。

石鹸シャンプーとは?

石鹸シャンプーとは、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムを使用しているシャンプーのことで、天然の油脂と水酸化ナトリウム、水酸化カリウムを使ってそれぞれ作られています

固形石鹸や粉石鹸は脂肪酸ナトリウム、液体石鹸は脂肪酸カリウムが使われています。

石鹸と聞くと完全な無添加であり、界面活性剤が使われていないと思いがちですが、実は石鹸は界面活性剤の一種になります。そのためアルカリ性の性質を持っていますが、界面活性剤といっても石油系と違い、環境に優しい界面活性剤のため肌や髪、人体にもほとんど影響がなく使えるのが特徴です。

シャンプーの界面活性剤は3つの種類がある!

これまでに○○系のシャンプーという言葉が出てきていますが、界面活性剤にも種類があります。シャンプーの種類は3つの界面活性剤の種類があり、

石油系(高級アルコール系)

アミノ酸系

石鹸系

に分けられます。

この3つの何が異なってくるのかというと、界面活性剤の原料になります。

・石油系→石油系合成界面活性剤
・アミノ酸系→天然成分を含む合成界面活性剤
・石鹸系→天然成分を含む合成界面活性剤

これを見ただけでも肌や髪、身体に良いのかどうかというのが分かってしまうと思いますが、メジャーなシャンプーの多くは石油系の界面活性剤が使用されているというのが現状です。

石鹸シャンプーはもちろん石鹸による洗浄のため、石鹸系に分類されます。

石鹸シャンプーの効果とは?

通常のシャンプーと違い天然由来の界面活性剤のため、頭皮や髪にも優しいのが特徴である石鹸シャンプーですが、その効果とは、

 
毛穴の汚れまで綺麗に洗い落としてくれるため、洗った後がすっきりする
 
かゆみや臭いが無くなる
 
脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムによって自然治癒力が向上し、頭皮環境か改善され、髪質が良くなる
 
丈夫な髪が育ち、抜け毛が少なくなる
 
髪にボリュームが出る
 

といった効果があると言われています。

石鹸シャンプーのメリット・デメリット

塩シャンプーでもそうでしたが、やはり石鹸シャンプーもメリット・デメリットがあります。そのメリット・デメリットというのも肌質や髪質によるものがほとんどです。

【メリット】

・石油系に比べると洗浄力が弱い

・人体や環境に悪いといわれる成分が含まれていない

・弱酸性の皮脂汚れに対して弱アルカリ性の石鹸が汚れを落として中和してくれる

・肌トラブルの心配が少ない

・価格が安価

【デメリット】

・弱アルカリ性のため、髪のキューティクルが開いて髪が傷んだり、きしみが出る場合がある

・弱アルカリ性のため、傷んでいる髪の人には不向き

・石油系シャンプーに比べれば洗浄力は弱くなるが、乾燥肌の人には洗浄力が強く感じることも

・すすぎが不十分だと石鹸カスが残り、フケっぽく見えることもある

・長年のシャンプーによる皮脂腺の肥大がしているため、大量に皮脂を分泌しているために皮脂腺が縮むまでの間(特に最初の1ヶ月間、皮脂腺は4~5か月で戻る)、ベタつき感やかゆみが出る場合もある

肌質としては、普通の肌や脂性の肌の人には洗浄力はちょうど良く、また天然由来のため、敏感肌の人にも向いているようなシャンプーです。


石鹸シャンプーが白髪を改善すると言われているのは?

石鹸シャンプー2
石鹸シャンプーが白髪に良いと言われているのは、塩シャンプー同様に「頭皮環境を整えてくれる」「丈夫で健康な髪を育ててくれる」という点にあると言えます。

石鹸が細胞を活性化してくれたり、栄養面を与えてくれるといった役割を持っているわけではないため、医学的な根拠としても特に挙げられているわけではありませんが、石油系のシャンプーで長年洗髪を行ってきたことにより、髪に必要な菌や皮脂が洗い流されてしまい、雑菌が繁殖しやすく、さらに皮脂も過剰に分泌されています

すると毛穴が詰まってしまったりすることや雑菌が繁殖している頭皮環境は決して環境がよいとは言えませんね。

頭皮環境が良くないと抜け毛が増えるだけではなく、毛根も弱ってしまうため丈夫で健康な髪も育たなくなってしまいます。頭皮環境が良くないと様々な肌・髪トラブルになりやすいので、石鹸シャンプーにより頭皮環境が良くなることで白髪も改善される場合もあります。

まとめ

塩シャンプー同様にシャンプーが白髪そのものを改善してくれる役割はないために、石鹸シャンプーによる白髪改善に対する意見は賛否両論ではありますが、頭皮環境が悪いままでいるよりは頭皮環境を常日頃から良くしておくことが健康な髪が育ってくれそうなのはイメージが湧きますよね。

そのため、石鹸シャンプーで白髪を改善したというよりは、食生活や生活習慣にも気を遣いつつ、頭皮環境を整えたことにより白髪が改善したのだと考えられます。

石鹸シャンプーも天然由来で肌や髪、人体に優しいものではありますが、pHバランスにも気を付けておきたいところです。せっかく天然由来のものに変えたのに髪が傷んでしまった、きしみが出るから…と悩んでいる場合は酸性リンス・クエン酸リンスを使って頭皮や髪を中和にしてあげることが大切です。

また、頭皮環境を整えるだけではなく、日頃から食生活や生活習慣を見直して改善していくことが様々な白髪の原因から予防することができます。


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