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健康維持、美容やダイエットに良いと話題となり、ここ数年注目され続けている「マクロビオティック」ですが、実践している方も現在ではかなり増えているのではないでしょうか。

マクロビオティックの基本は「食」であり、飽食となった現代人の食生活を見直し、様々な病気の予防や改善に繋がることから日本でもブームになりましたね。

マクロビオティックは身体に良いと言われているので、「白髪も改善されるのでは?」と思うかもしれませんが、長期にわたりマクロビオティックを実践すると逆に白髪が増えてしまったという声も見られます。

身体に良いはずなのに、なぜ白髪が増えたという声が挙がったのでしょうか。

 身体に良いはずのマクロビが白髪を増やす原因になる!?

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コンビニや飲食店、居酒屋の急速な普及に伴い、時間を気にせず飲食ができる飽食の時代に入った日本は食文化の変化により、食生活の乱れという問題が生じるようになりました。

栄養素のバランスは崩れ、ビタミン・ミネラル不足と言われるようになり、生活習慣病に悩まされる人が増える中、アメリカでブームとなったのが「マクロビオティック」です。

アメリカのセレブ達の間でマクロビオティックがブームとなり、日本でもブームが起きるようになったのですが、実はマクロビオティックとは日本発祥であったことをご存知ですか?

なぜ、日本発祥であるはずのマクロビオティックがアメリカで先に流行したのでしょうか。

マクロビオティックとは?

そもそも、マクロビオティックとは何でしょうか。

横文字なのでアメリカ発祥の理論かと思いがちですが、マクロビオティックは桜沢 如一さんが提唱した理論と方法で、自身の病気を食事療法から改善したことから食事指導家・思想家としてアメリカに広げたことから世界にマクロビオティックが広まるようになりました。

マクロビオティックの語源は「マクロ」・「ビオ」・「ティック」から来ており、「大きい・長い」・「生命」・「学」という意味を示しています。

つまり、「長生きするための理論と実践法」であり、その基本が「食」であることを桜沢 如一さんは伝えています。

マクロビオティックが先にアメリカで流行した理由

なぜ、日本で発祥した理論がアメリカで流行したのかというと、実はマクロビオティックの実践法というのは、昔は日本では当たり前のことであったために日本でブームにならなかったそうです。

その日本で当たり前のことというのは、「穀物・旬の野菜や豆類・海藻といった日本の昔ながらの食事」だったからです。欧米食が増えた現在では、あまり昔ながらの日本食というのは見る機会が少なくなってしまいましたが、コンビニや居酒屋、飲食店などが増える前は日本人はこの食事が正食だったために日本ではブームになりませんでした。

しかし、90年代に入り、アメリカでがんや生活習慣病が急増したことによりマクロビオティックが流行り、セレブの間でもブームが起きたことから、マクロビオティックが日本でも注目を集めるようになりました。

マクロビオティックの実践法

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マクロビオティックの基本は「食」
であるとお伝えしましたが、日本の昔ながらの伝統の食はどのようなものかというと、

動物性のもの(特に肉)はあまり摂らず、無農薬の穀物や野菜を中心とした食事

野菜はその土地で育ったものや旬の野菜を食べるようにし、食事の半分はごはんなどの穀物を摂るようにする

肉類以外にも大きい魚や卵、乳製品や砂糖も控えるようにする

というのが日本の昔ながらの食事と言われています。

また、マクロビオティックは日本の伝統食だけではなく、中国の陰陽論も取り入れられています。

その考えとは、

「身土不二」

「一物全体」

「陰陽調和」

です。

身土不二とは、身体と環境や土壌というのは切り離せないという意味で、その土地や旬の食べ物を食べるという考え方です。

一物全体とは、皮や根、種といった1つの物を全て食べるという意味を表します。

陰陽調和とは、以前にも当サイトで取り上げましたが(詳しくは→『【食事+サプリ編】・黒い食べ物と身体を温める食べ物』)、食べ物には陽性・間性・陰性があるということをお伝えしました。これは東洋の伝統的な考え方で、身体を温める食べ物が陽性、身体を冷やす食べ物を陰性としています。(間性はどちらでもない)

その陽性、陰性をバランス良く調和を取ることが大切としています。

人の体質にも陽性と陰性がある?

食べ物にも陰陽があるように人間の体質にも陰陽があり、マクロビオティックでは自分の体質を知ることがさらに調和を取りやすくすると言われています。

【陽性体質】

・積極的、活発な性格
・筋肉質
・声が大きい
・食欲旺盛
・冷たいものが好き
・栄養過剰になりやすい
・尿の回数は少ない(3~4回未満)
・便秘になりがち

 
【陰性体質】

・消極的・恥ずかしがりな性格
・色白で水太り、冷え性
・低体温や低血圧
・声が小さい
・心配性
・貧血・潰瘍・アレルギーやうつになりやすい
・尿の回数は多い(3~4回以上)
・便は下し気味だが便秘の場合もある

といった特徴があります。体質などは日々変わるものなので、参考程度ですがこれを元に摂取する食べ物を工夫することで「中庸」…バランスの取れている状態にすることが健康を維持する秘訣だとしています。

 マクロビオティックが白髪を増やすと言われる理由

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マクロビオティックを実践することで、白髪が減ったという声もあれば、逆に白髪が増えたという声もあります。

せっかく健康的な食事法を実践しているのに、なぜ髪だけでは健康的ではなくなってしまうのでしょうか。

それは自身の「体質」と「実践の仕方」にあると言えます。

マクロビオティックの理論でいう、白髪が増えやすいのは「陽性の食生活」だと言われています。陽性の食べ物とは、塩気の多い食事や動物性食品、長時間調理した煮炊きなどが多く摂っていると白髪になりやすいと言われています。

なぜ陽性の食生活が白髪になりやすいのかというと、陽性の食べ物ばかりに偏ってしまうと、血液がドロドロになりやすく、血管も詰まりやすくなってしまうために、栄養や酸素が届かずに白髪になりやすいということです。

マクロビオティックを実践していなくても、普段から陽性の食べ物を摂っていることが多いという方や、マクロビオティックで陰性の体質を改善するために陽性の食べ物をストイックに食べ続けたことにより、中庸を通り越して陽性過多になってしまうことで起きることと言えます。

そのため、マクロビオティックを長期的に行うことによって白髪が増えたというよりは、髪が伸びるのも1ヶ月1㎝程度なので、長期間陽性過多が続いていたりすると白髪にもなりやすく、白髪が目立ってきてしまうということもあることが原因だと言えます。

しかし、欧米食を続けるよりも、昔ながらの日本食の方が健康的なのは確かですね。
だからこそ、マクロビオティックを実践するのは自身の健康を維持・改善するためにも良いことではありますが、ストイック過ぎてしまうのも逆に良くない結果を招いてしまう場合もあるということです。

さらに毎日体質や体調は変化するものなので、その日の体調や陰性・陽性に傾きすぎた時の身体の調子を感じることで中庸に調整していくということがマクロビオティックでの健康維持や美容、白髪の改善には必要なことだと思います。

まとめ

食文化が変わるまでは、生活習慣病(以前でいう成人病)は今ほど深刻に取り上げられる程の病気ではなかったことから、やはり昔の日本食というのは現代の欧米食よりも健康的であることは確かです。

そのため、マクロビオティックなどの理論を使って食生活を整えるというのは1つの方法ではありますが、何事も過剰にし過ぎるというのは良くなく、様々な健康法やリラクゼーションの理論が浸透してきている現代なので、日々自身の身体に向き合って、それに合ったものを取り入れるというのが精神的にも身体的にもバランスを取りやすくできるのではないかと思います。

健康維持や美容、白髪や抜け毛の改善などには、食生活や生活習慣というのはとても欠かせないものなので、自分の身体と一度向き合ってみることをオススメします(*^^*)

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