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ここ数年で注目されるようになった「リコピン」、ご存知の方も多いと思います。

リコピンには健康や美容と幅広い効果効能があるため、女性に限らず男性も摂取しているという人もいると思いますが、リコピンが持つ作用が実は髪にも良い効果をもたらしてくれると言われているのです!

髪の悩みも薄毛や白髪、傷みやコシなど様々な悩みがありますが、その中でもリコピンの作用は白髪の改善にも役立つのでしょうか。

 トマトなどに含まれるリコピンは白髪を改善する効果もあるの?

リコピン1
リコピンというと、トマトなど赤い食べ物が思い浮かぶと思いますが、赤やオレンジ色の色素成分のことで、「カロテノイド」という栄養成分の1つになります。

カロテノイドとは…?

カロテノイドとは、動植物に全般に存在している色素で、植物の場合は光合成をする際に必要な色素であり、光から植物自身を保護する働きを持ち、全ての植物に含まれています。

カロテノイドの色は黄色がほとんどですが、高濃度の場合だとβカロテンやリコペンのようにオレンジ色や赤色のように色が濃い色素になることもあります。

また、カロテノイドはβカロテンやリコピンだけではなく、ルテインやカプサイシン、アスタキサンチンなどもカロテノイドに分類されます。

リコピンが注目されるようになった理由

なぜカロテノイドの中でもリコピンが特に注目されるようになったのかというと、リコピンが注目されるようになるよりも前に、元々βカロテンが老化予防としてアンチエイジング効果や白内障、加齢黄斑変性症予防に良いということが知られていましたね。

βカロテンはにんじんやほうれん草に含まれており、身体の中でビタミンAに変換されるため、ビタミンAの効果や抗酸化作用といった点で注目されていました。

しかし、近年の栄養学や研究によりカロテノイドそのものに抗酸化作用があることが分かり、特にリコピンは抗酸化作用が高く、抗酸化力はビタミンEの100倍ということが解明されています。

リコピンの効果効能

先程リコピンはカロテノイドの中でも特に抗酸化作用が高いということをお伝えしましたが、それだけではなくアディポネクチンの増加といった働きもあります。

それによってどのような効果効能が得られるのかというと、

悪玉コレステロールの抑制

血液をサラサラにする

動脈硬化の予防・改善

高血圧の予防・改善

糖尿病予防

アンチエイジング効果

新陳代謝の促進

しみ、そばかす予防

美白効果

ダイエット効果

が挙げられます。

 なぜリコピンが白髪に良いと言われているのか

リコピン2
それは、もちろんリコピンが持つ「抗酸化作用」にあります。

活性酸素は当サイトでも良く伝えていますし、健康番組やインターネットなどでもよく聞く言葉ですね。ですが、活性酸素といっても目に見えるものではないですし、中々イメージしづらいかもしれません。

分かりやすく表すと、リンゴを切って時間が経つと茶色く色が変色してしまう現象やバナナが黒っぽく色が変わってしまう現象の原因は酸化です。

その現象が身体の中でも起きているというのをイメージしてみるとどうでしょうか。

身体が酸化するということは、老化現象が起きていることになります。老化が進むということは身体の中の機能もどんどん衰えていってしまいますね。

それと同様に髪の細胞も機能が衰えてしまいます。髪を育てる細胞は毛母細胞、髪に色を付ける役割をしている細胞は色素細胞(メラノサイト)です。メラニン色素を作るための材料であるチロシンやチロシナーゼ酵素が不足してしまっても白髪の発生に繋がってしまいますし、材料が足りていてもメラノサイト自体の機能が十分に働いていないと、これも白髪の発生に繋がることになります。

また、活性酸素は様々な病気の原因と言われていますが、病気も白髪の原因になることもあり、深い関係があります。

活性酸素を体内に蓄積させないようにすることは白髪だけではなく、病気の予防や改善にも繋がるため、抗酸化作用があるものを摂取することはとても大切になってきます。

リコピンを含む食べ物と摂取量や副作用

リコピンを含む代表的な食べ物といえばトマトですが、「トマトは食べ物だし、沢山食べても平気なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、摂取量の決まりや副作用はあるのでしょうか。

リコピンはとても安全性が高く、副作用に関しての報告は今のところはありません。逆にリコピンは摂取すればするほど抗酸化作用が高まるため、より効果を期待できると言われています。

リコピンは熱を通しても壊れることがないので、調理法も様々ですし、トマトに関してはトマトジュースやトマトケチャップなどの加工食品からでもリコピンを摂取することができます

そのため、1日の摂取量の上限というのは定められていませんが、栄養学や研究により15mg以上摂取した方が良いと言われています。

では、リコピンを含む食べ物はどんなものがあるのかというと、

・トマト(ミニトマト)
※トマトを買う時に気を付けたいのは色!濃い赤色の方がリコピンが豊富に含まれています。

・トマトジュース

・トマトケチャップ

・スイカ

・赤パプリカ

・グレープフルーツ

・柿

・さくらんぼ

などがあります。

まとめ

植物が成長する上で必要であるために自然と身に付けた成分のため、安全性も高く、さらにβカロテンと比べると2倍、ビタミンEと比べると100倍もの抗酸化力があることには驚きですね。

また、摂取すればするほど抗酸化力も高まるというのもとても嬉しいですね。

しかし、気を付けたいのは一度に大量に食べたからといってリコピンの効果が得られるわけではありません。毎日続けることでリコピンの効果は得ることができますが、だからといって、リコピンばかり摂取するのではなく、髪をつくる材料であるアミノ酸(タンパク質)やビタミン、ミネラルもとても重要です。

そのためには、バランスの良い食事+リコピンというのを継続して続けることをオススメします(*^^*)

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