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髪の役割というと、体毛と同じで「身体を守るためにある」と思っている方も多いと思います。また、「髪で印象が変わる」とも良く言いますから、外見的な所で考える方も多いと思います。

ですが、実は髪の役割ってそれだけではないんです!

白髪染めで以外で白髪を改善したいという場合は、根本的な原因を知る事、そして改善点を見つける事がポイントになります(*^^*)
そのためにも、まずは髪の役割としくみを知る事がとても重要になるので、ご紹介していきたいと思います。

 髪の役割とは…?

髪のしくみ1
私も本気で白髪を気にするようになるまでは、髪の役割は「身体を守るためにあって、その延長線で外見といった面でも役割を果たすのかな?」くらいにしか思っていませんでした(;’∀’)

髪は身体の表面だけではなく、身体の内部も守ってくれる、とても大事なものだったのです!髪の役割を知ることで、髪に対しての考え方が変わると思いますよ♪

 日光や紫外線から皮膚を守る

紫外線はUV-A・B・Cと3種類あり、もちろん殺菌効果やビタミンDを作ってくれるといった嬉しい効果もありますが、それ以上に悪い影響を持っています。紫外線の種類によっては身体の表面だけではなく、身体の内部まで影響を及ぼしてくるものもあるので、皮膚がんをはじめとした、様々な病気の原因ともなっています。

その有害な紫外線をできる限り皮膚に届かないようにしてくれているのが、髪です。

また、夏場に長時間外に出て日光を浴び続けると髪が熱くなっていたりしますよね。
もし髪がなかったとしたら、長時間日光を浴び続ければ頭皮はやけどしてしまいます。
そういった面からも髪が頭皮を守ってくれています。

 衝撃から脳や頭皮を守る

ふとした時に頭をぶつけたりすると、油断しているのもあるのか、身体の他の部位をぶつけるよりも痛かったりしますよね。(私はよくやっちゃいますが…笑)

頭は他の身体の部位と違い、筋肉や脂肪が少ないために髪がない状態であれば、衝撃が直接頭蓋骨へ行ってしまいます。それだけではなく、万が一頭蓋骨が損傷を受けてしまった場合は脳へ衝撃が直接行ってしまいます。

とっても怖いですよね…( ;∀;)

そこから守ってくれるのが、髪の存在です。
髪の毛は1本、1本内部に空気を含んでいるので、集まればクッション代わりとなってくれます。

 脳を暑さや寒さから守る

人間の脳は極端な高温状態や低温状態から弱く、髪がそれらの状態から脳を守ってくれます。

脳の温度が上がり続けたたり、逆に下がり続けてしまうと神経細胞がダメージを受けてしまい、脳の機能が低下してしまったり、生命バランスを崩してしまいます。そのため、脳の温度を一定に保つためにも髪の毛が温度調整をしてくれる役割を持っています。

分かりやすい例で、夏の熱中症の症状でめまいや吐き気を催すのも、神経細胞がダメージを受けたのが原因です。

 感覚器としての働き

髪って神経はないのに、触られた感触って分かりますよね?
髪の毛根部分には知覚神経が張り巡らされていて、少しの刺激でも伝わるようになっています。
その鋭い感覚が、危険回避の役割も果たしています。

 体の中の有害物質や老廃物を排出する

人間には欠かせない食事と呼吸ですが、本当に良いものだけを取り入れる事は完璧にはできません。

食事をすれば、食品添加物や保存料を取り込んでしまいますし、呼吸も車の排気ガスや空気中の有害物質を取り込んでしまいます。含まれているのは微量だとしても、身体の中に蓄積されていけば健康への影響も出てきてしまいます。

そういった有害物質や老廃物を血液から取り込んで髪の毛として排出してくれるというとても大きな役割も持っています。

 髪のしくみとは…?

髪のしくみ2
元々髪は生えているものだし、何もしなくても伸びてくるものなので、どうやって髪が生えてくるのか日常生活の中で意識する事ってないですよね。
ですが、髪が生えてくるしくみは、白髪が生えてくるしくみにも繋がってきます!

『毛幹』と『毛根』

髪のしくみ3髪自体は、爪と同じように皮膚の一部であり、皮膚の角質が変化したものが髪になります。
この髪となった皮膚の角質がどのように生えて、伸びていくのかというと、

まず大きく分けて、頭皮から出ている部分を「毛幹」、頭皮の内部を「毛根」といいます。このうち、髪を成長させる仕事をしているのが「毛根」になります。
さらに「毛根」を見ていくと、「毛包」「毛乳頭」「毛球」に分かれます。

髪を成長させる『毛根』とは?

「毛包」は毛根を包んでいる組織で、毛根を保護し、髪の伸長となる通路の役割を持っています。
「毛乳頭」は髪を育てるにあたり、かなり重要な役割を持っています。毛乳頭は毛球内にある毛母細胞に髪をつくる指示を出すだけではなく、毛乳頭の周りにある毛細血管から髪をつくるために必要な栄養を毛球内に取り入れてくれる役目をしてくれます。

「毛球」は髪を作る細胞の毛母細胞と髪の色を決めるメラニンを作るための色素細胞(メラノサイト)があります。毛乳頭から指示を受けて、取り入れてくれた栄養や酸素を受けて細胞分裂を繰り返して、髪を押し出すように成長をさせます。

これが髪が生えていくしくみになります。

髪の毛って何本あるの?

日本人の成人した人で髪の本数は約10万本と言われています。
平均で1日0.3㎜~0.4㎜伸びると言われており、個人差はありますが1ヶ月で1㎝、1年で12㎝伸びると言われています。

髪が抜けたり、生えたりするサイクルを考えても、約8割~9割は毎日細胞分裂を繰り返して、髪を成長させていると考えると、頭皮の周りの細胞は毎日凄まじい数の細胞が動いていることになります。

まとめ

一見外見的なものとして髪を見てしまいがちですが、実は髪はとても重要な役割を持っており、その1本1本が生えてくるのに実はこんなに色んな種類の細胞が動いているんです。

さらに、成人で約10万本と言われる分、各細胞が存在して毎日動いている事を考えると毛根に届けるための栄養面も心配になりますね。健康的な髪や頭皮を保ち、髪や肌を傷めずに白髪を予防・改善したいという方は日頃からのケアや栄養面に関しても気を遣う必要があります。

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