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カラー剤が身体に良くないということは皆さん既に知っていると思いますが、白髪は目立って気になってしまうから、ついつい染めてしまいたくなってしまいますよね。

しかし、「白髪染めを使うようになってから、なんだか髪が薄くなってきた気がする…」、「白髪を染めるとハゲたり、抜け毛が増える」ということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

このような声を聞いてしまうと、白髪の改善方法に迷うという方もいると思いますが、実際に白髪染めは薄毛や抜け毛の原因になるのでしょうか。

 白髪染めが薄毛やハゲ、抜け毛の原因になるってホント?

ハゲる1
若い時は黒髪で髪もフサフサ、ボリュームもあるので髪についての悩みといえば、カラーやパーマなどによる髪の傷みというのが多いですが、年齢を重ねてくると髪へのダメージだけではなく、白髪や薄毛、抜け毛、髪のハリコシなど様々な悩みが出てきますね。

40代を超えた女性の一番の悩みというと、白髪と答える人が多いですが、中には薄毛や抜け毛を気にしているという人も少なくないようです。

白髪を改善しようと白髪染めを行うことで白髪だけではなく、薄毛や抜け毛に悩むようになる人も増えています。

白髪染めは白髪の根本的な解決にはなっていないため、さらに悩みが増えることになってしまうのですが、白髪染めを使うと薄毛や抜け毛が増えるというのは本当なのでしょうか。

実は白髪染めに薄毛やハゲを引き起こす原因となる成分は入っていない!

「白髪染めをしたら髪が薄くなった、抜け毛が増えた」、「白髪染めでハゲてしまった」という声が挙がっている、またその声を聞いたことがあるという方もいると思いますが、白髪染めやカラー剤そのものには、薄毛や抜け毛を引き起こしてしまう成分というのは、実は含まれていません

白髪染めやカラー剤で代表的な髪や身体に良くないと言われている成分は、「ジアミン」や「アミノフェノール」、「レゾルシン」、「過酸化水素」ですが、これらの成分も髪にマイナスの影響を与えるといっても、薄毛や抜け毛を引き起こす作用を持っているわけではありません。

なぜ白髪染めを使うと薄毛やハゲの原因と言われるようになった?

では、なぜ薄毛や抜け毛の作用がある成分が含まれてもいないのに、薄毛や抜け毛、ハゲるといった症状が起きてしまうのかというと、

先程の4つの成分は直接的に薄毛や抜け毛の作用は持っていないものの、それらの成分によって髪や頭皮にダメージを与え続けた結果として薄毛や抜け毛に繋がると言われています。

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でも、白髪染めやカラー剤による髪や頭皮への影響についてはお伝えしていますが、髪や頭皮にどのような影響が出てくるのか、もう一度確認しておきましょう!

 ジアミンやレゾルシンによるアレルギー反応頭皮のかぶれや炎症を起こす

 髪が傷んでしまったことにより、髪自体が弱くなってしまった切れ毛や枝毛の原因に

 頭皮環境の悪化かぶれや炎症を起こしたり、薬剤が頭皮に浸透することは健康な髪を育てるための土台が崩れてしまうため、弱い髪や栄養が回らず薄毛や白髪の原因に

といった影響があります。

白髪染めを使ったことで必ずしも薄毛や抜け毛の症状が現れてしまうわけではありませんが、頭皮がかぶれや炎症を起こしてしまっている状態では健康な髪が育ちにくく、また髪は一度ダメージを受けてしまうと修復することはできません

さらに、白髪染めやカラー剤は強い薬剤が使われているので、ダメージも強くそれがずっと蓄積されてしまうことになります。

ジアミンやレゾルシンだけではなく、過酸化水素は活性酸素の一種です。活性酸素は何度もお伝えしているように老化を促進させてしまう働きをする物質であり、つまりは活性酸素を自ら取り入れてしまっているような状態なのです。

白髪も加齢によるものが大きな原因の1つではありますが、薄毛も同様に加齢(老化)によって細胞の機能が低下してしまったりすることにより起きる場合もあるので、活性酸素による髪への影響は白髪だけに限りません

それだけではなく、過酸化水素水はオキシドールの何10倍もの濃度があるとも言われているので、それを頭皮や髪に当てるということを考えたら、薄毛や抜け毛などの症状が起きてしまってもおかしくはないですね。

白髪染めをどのくらいなら使い続けても大丈夫?頻度は?

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「じゃあ、どのくらいなら白髪染めを使っても薄毛や抜け毛にならないの?」と思うかもしれませんが、基本的にはジアミンや過酸化水素が含まれた白髪染めやカラー剤は使わない方が髪や頭皮のためになります。

確かに髪を染めることによってアレルギー反応が起こらないうちは、何回でも染めることができますが、アレルギー症状が出るタイミングというのは、「いつ」というのは決まっていません。この前までは大丈夫だったのに、今回やったら突然かぶれてしまった、発疹が出たということも十分にあり得ます

症状が出なければ大丈夫でしょ?と思っても、アレルギーの症状の具合というのは個人差があります。顔まで腫れが出てしまう場合もあれば、アナフィラキシーショックによって呼吸困難などの症状がでることもあります

ジアミンアレルギーはアレルギー症状が出てからも使えば使うほど、症状が酷くなるので一度症状が出てしまった場合は再度ジアミンが含まれたカラー剤は使うことができません。

また、頭皮に薬剤が直接付かないように塗ることや薬剤を浸透させる時間を短くするという方法でも意味はありません。直接付かないように薬剤を塗ったとしても、洗い落とす時に必ず頭皮に付着しますし、浸透させる時間を短くするというのも、キューティクルを開いている最中に洗い流すのであれば、傷みの原因になることから、これらも髪や頭皮への影響に繋がります。

これらのリスクを減らすための対処法

では、これらのリスクを減らすためにはどうすれば良いの?というと、

ジアミンや過酸化水素が使用されている染料で髪を染めない
(ノンジアミン、ヘナ、白髪染めシャンプーやトリートメントを使用する)

頭皮環境を整える

髪に必要な栄養素を摂取する

生活習慣を整える

です。

薄毛や抜け毛の原因は男性ホルモンよるものとも言われていますが、それ以外にも原因はあり白髪の原因と似ている点もあることから、まずは健康な髪が育つ環境を作ることが大切になります。

まとめ

現代は髪もオシャレをするのが当たり前の時代であり、髪を染めている人もかなり多いです。そのため、年齢を重ねると白髪が生えてきたときに尚更外見面で気にしてしまう方も多いと思います。

しかし、私達が良く見かけている白髪染めやカラー剤は髪へのダメージだけではなく、逆に白髪や薄毛を引き起こしてしまう可能性も高めてしまうことにも繋がりかねません。

さらに髪の悩みを増やさないためにも、まずは「髪を守る」「健康な髪を育てる(維持をする)」ことを心掛けることが大切になってきます。

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